- 床の仕上げを変えたい!
- 上張り(重ね張り)・床上げ
床の仕上げを変えたい!
既存の床の仕上げを変えたい!と思うことも多いのではないでしょうか?
特に店舗を経営されている方であれば、
「汚れが目立ってきた」「雰囲気があっていない」「掃除がしにくい」
などの理由で、床だけでも新しくしたいという場面があると思います。
今回は、既存の床の上から、新しい床仕上げを施工することについて取り上げます。
上張り(重ね張り)・上げ床

一例として、「既存床がコンクリート、新しい床仕上げを塩ビタイル」とする場合をスケッチしました。
(※既存床がコンクリート以外の場合でも、考え方は同じと思ってください)
①壁との取り合い
新しい仕上げ厚(t=13mm)分だけ、床が上がります。
②床段差との取り合い(建具の下枠や見切材など)
新しい仕上げ厚(t=13mm)と元々の段差がどのような関係になるか確認します。
③干渉部分の取り合い
ドアが開く部分など、床が上がることで干渉する部分を確認します。床上げによって干渉する場合は、その部分をカットするなどして調整します。
終わりに
今回は既存の床の上から、新しい仕上げを行うパターンで整理してみました。既存の床を解体・撤去する必要がないので、その分のコスト(解体工事費用・処分費等)を抑えることができます。また、工事日数も短くてすむといったメリットがあります。