
今回は、カフェの床リノベーション事例をご紹介します。
お店のオーナー様からは「今の床がカフェらしくない」「雰囲気が合っていない気がする」というお悩みをいただき、古材の“足場板”を使った床の上貼りを行いました。
足場板で“味わい”をプラス
選んだのは、建築現場などで実際に使用されていた古材の足場板。
使い込まれた質感や色味が魅力で、ナチュラルながらもラフさのある雰囲気を空間に与えてくれます。
既存の床を撤去せず、そのまま上から足場板を設置することで、工期やコストも抑えつつ、イメージを大きく変えることができました。
施工のポイント
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既存床の上からの施工は、
・工期が短く済む(今回は約20㎡で1日完了)
・コストを抑えられる
というメリットがあります。 -
一方で、ドア周りや段差部分には注意が必要。
今回はドア下のクリアランスが限られていたため、厚み12mmの足場板を使用し、干渉しないように納めました。 -
最後に、オイル塗装で色味を調整。
店舗のインテリアに馴染むよう、自然なトーンで仕上げています。
足場板のバリエーション
足場板といっても種類はさまざま。お店の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができます。
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グレーがかった落ち着いた古材風
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ペンキの跡が残る、ラフで個性的な表情
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使用感の強いものから控えめなものまで
素材の「クセ」も魅力のひとつ。
ご相談に応じて、最適なものをセレクトしています。