- 無垢フローリングと複合フローリング
- メリットデメリット
- 何で値段が決まる?
今回は「フローリング」についてです!
・マイホームでフローリング選びに悩んでいる方、
・性能のメリットデメリットを把握したい方
・何で値段が変わるか知りたい方
フローリングを決める際の参考になれば幸いです!
無垢フローリングと複合フローリング
木フローリングは大きく二種類に分けられます。
・無垢フローリング(写真左)
・複合フローリング(写真右)
違いは、
・無垢=一枚の木の塊でできている
・複合=表面のみ薄い木材でその下は合板等が積層されている
下記の写真が、「塊」か「積層」かの違いがわかりやすいと思います。

左:無垢フローリング、右:複合フローロング
メリットデメリット
さて、それでは、
無垢フローリングと複合フローリングの
メリットデメリットを挙げていきます。
「無垢フローリング」
【メリット】
・全てひとつの木の塊
・木材そのものの温もり
・調湿機能あり
・経年変化、愛着品
【デメリット】
・反りやすい
・複合よりも一般的には高価
「複合フローリング」
【メリット】
・傷や汚れに強い製品が多くある
・表面の見た目は無垢に引けをとらない
・反りにくい
・無垢よりも一般的には安価
【デメリット】
・若干踏み心地が硬い
・経年変化というよりも経年劣化の製品もある
何で値段が決まる?
上記の比較で無垢の方が複合より
一般的には値段が高いです。
そして、その他にも
木フローリングは下記の3条件で値段が変わってきます。
①OPC(一枚もの)>UNI(ジョイントあり)
継ぎが無しか有りかということです。
継ぎが無いものの方が値段が上がります。
フローリングも例えば1800mmの長さを一枚でとるか、
途中900mm前後で継いでも良いか等が製品によって異なります。
継ぎの部分で板を継いでいるので、ここで木目が変化します。
②節が少ない>節が多い
節の大小、数の多さで値段が変わります。
節が少ない方が綺麗なため、値段が上がります。
節もワイルドでかっこいいという考え方もあるので、
特に気にならないという意見も聞きます。
一方で、高級なホテル等では節がある木材の仕上げはNG、
ということもあります。
③貴重樹種>一般樹種
選ぶ樹種で値段が大きくかわります。
ウォールナットなのかオークなのかチークなのか、、、
樹種による値段の違いはまた別の回に。
とはいえ、
色や仕上がりを見て気に入った物を選ぶのが一番です!
おまけ
フローリングよりも安く、
となると「塩ビタイル」や「フロアタイル」
が選択肢として挙げられます。
これらは、本物の木ではなく、木目柄の塩ビ素材の製品です。
木の代替に利用されることも多い製品です。
汚れに強いという理由で店舗では塩ビタイルをお勧めすることも多くあります。
並べてみます。

一番右が塩ビタイルです。
一番右のみ、本物の木でなく、木目柄です。
もちろん、どちらが正解かということではなく、
コストも考慮した適材適所の使い分けが重要です。
