既存のカフェの改装の依頼がありました。
新しい生活様式に合わせて、
このように「お店の業態変更」を考える方も多いのではないでしょうか。
既存のお店を生かしながら、
レイアウト変更や新しい販売エリアを盛り込んで、
かつ、この機会にリフォームをしたい。
今回は依頼のあったカフェを一例に、計画の一部をご紹介いたします。

入り口入ってすぐのパースです。
左手には大きな「棚」
カフェの物販や持ち帰り可能な品などディスプレイできます。
かつ、実は棚の奥も広い空間になっていて、間仕切りを兼ねています。
ここは元々は客席のあったスペースです。
左手、棚の奥は「貸しスペース」として活用することを想定しています。
間仕切りながら繋がる。
矛盾する要望を解決する棚です。

こちらは惣菜コーナーです。
ここも元々は客席のみのエリアでしたが、
客席数はかなり絞って、
テイクアウトの商品を並べたりできるスペースを大きくしています。
デザイン性も重要な要素であり、
コンクリートのグレーを基調に、
木の家具を取り入れて、カフェの暖かい雰囲気も残しています。

白のショーケース
レジカウンターは「一番奥に設置」しています。
既存の厨房エリアを出来るだけ変更せずに、活用することを考え、
厨房と連動しやすい位置にレジカウンターが落ち着きました。
入り口から店内まで奥行きのある店舗なので、
奥のレジまで「見通しがきくよう」にレイアウトで工夫しています。