現場より|改修工事の解体に立ち会いました
現在進行中の改修計画の現場にて、解体工事に立ち会ってきました。
写真は、木造2階建ての建築の1階部分。
解体作業は順調に進んでおり、天井裏・床下・壁内といった、普段は見ることのできない箇所の状態を確認することができました。
解体を通じて見えてくるもの
改修計画では、既存の構造や設備の状態を正確に把握することがとても重要です。
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天井裏では、梁の補強の有無や、天井高さを確認
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床下では、基礎の位置や配管などの設備状況をチェック
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壁内では、断熱や下地、構造材の状態などを確認
目視で確かめることによって、設計時に想定していた条件と照らし合わせながら、次の判断へとつなげていきます。
解体から設計へ、柔軟につなぐ
また、解体によって新たに明らかになる情報や想定外の状況も少なくありません。
そうした場合は、現場での確認をもとに設計を調整・変更し、最適な方向へと導くことも大切なプロセスです。
今回も、今後の構造補強や仕上げに関わる部分について、現場とすり合わせをしながら丁寧に進めていきます。

