先日、武蔵野大学 工学部デザイン学科 建築学演習の講評会にて、代表の北村がゲストクリティークとして参加しました。
学生たちが取り組んだ建築課題は、以下の2つのスタジオに分かれて設定されており、それぞれの展示ブースでプレゼンテーションとディスカッションが行われました。
演習課題
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育てる建築都市デザイン・スタジオ
Collective Homesphere 想いとカタチが集合する未来 -
あわいプロジェクト後期
for them / with them 猫と人 / 彼らのあわいを建築する



いずれの課題も、現代性を強く意識したテーマ設定で、学生たちの作品はどれも力のこもったものばかりでした。
特に印象的だったのは、
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精緻なリサーチに基づいた空間提案
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抽象的な概念を建築として表現する力の高さ
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「あわい」「集合」「for them / with them」など、社会や関係性を読み解くキーワードの扱い方の巧みさ
講評会全体を通じて、学生たちが社会や他者とどう関わるかを真摯に考えている姿勢が伝わってきました。
こうした場での対話を通じて、私たち自身も多くの刺激を受けています。
建築というメディアを通じて「いま」をどう捉えるか。若い世代の表現や問いかけに触れることは、日々の設計活動においても大きなヒントになります。
関係者のみなさま、素晴らしい機会をありがとうございました。