少々マニアックな話題ですが、
「砂利」を選定する過程で候補となったものを紹介します。
国産の砂利です。
・御浜:三重県産
・新南部:京都府産
・追沢砂利:岐阜県産

できるだけ「地域の素材を使うこと」をベースにしています。
私たちは大阪を拠点とした設計事務所なので、
関西の砂利でリサーチしています。
敷地付近の山や川から採れるものがベストですが、
地域ごとに特性があり、色の制限なども出てきます。
例えば、岐阜県は川が多様で、川砂利の種類も豊富なのだそう。
兵庫県は色味の付いた砂利はほぼ無く、グレー系が中心になるとのこと。

上写真は「新南部の20kg」
砂利の質感や重さを体感できるように、20kgの袋を事務所に置いています。
新南部は土色と近く、経年変化後も自然な雰囲気が良いです。



ちなみに砂利の購入経路ですが、
・造園屋さん等のプロに依頼
・ネットで直接購入
の2択で悩まれる方が多いのではないでしょうか。
造園屋さんであれば、近くの採石場で安く大量に砂利を入れてくれます。
トラックに積んで輸送するため、輸送費がかかりますが、
一定面積以上であればコストメリットがあります。
逆に、ちょっとだけ足す程度であればネット購入が安く済みます。
トラック買いよりも砂利の単価は高めですが、
1袋単位で買えるため便利です。