アンティークの椅子とローテーブルが置かれた古民家のリノベーション空間
Vintage House Project は、古いもの愛好家のための、住まいや店舗づくりのプロジェクトです。真鍮の金物やアンティークの扉、鉄の塊など、時間の痕跡をまとった素材に心を惹かれる方へ。かつて古道具店「古道具北村」を営んでいた経験をもとに、建築と道具をひとつながりにとらえた設計をしています。そんな空間づくりを頼める場所があれば素敵だなと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

建築には約20年ごとに、「動物的」な感性――生物のようなかたちやふるまい、環境への適応性など――が姿を見せる周期があるという切り口。1920年代のアインシュタイン塔を起点に、メタボリズム、動的曲面、パラメトリック、そしてポストAIへと続く系譜をたどりながら、建築と生命の関係を振り返る小さなスケッチ。

建築家ライクなLED電球リンク集
空間に馴染むLED電球を、建築家やデザイナーの視点でセレクト。見た目・色温度・質感など、照明計画にこだわる人のための“建築家的電球リンク集”です。SiphonやTOOLBOX、AXCIS、BOLTSなどデザイン性の高い電球を扱うショップを紹介し、注意すべき色温度の違いについても簡潔に整理しています。

面のみで構成したシンプルなテーブルデザイン
5枚の合板のみで構成した、シンプルなテーブルのデザインです。脚や天板、補強までをすべて「面」で構成し、線材やフレームを使わずに成り立たせています。工業的でラフな印象の合板ですが、要素をそぎ落とした構成により、静かで端正な存在感が生まれます。仕上げを施すことで、用途や空間に合わせた表情の調整も可能です。素材の素朴さと構成の潔さが調和する、構築的な家具です。

インターンの学生からの質問をきっかけに、設計現場で実際に使用しているソフトや、パース制作の流れについてまとめました。Vectorworks、SketchUp、SU Podium、Photoshopを用いて設計からビジュアル化までを一貫して行っています。パースは単にリアルに描くだけでなく、空間の魅力や意図を“伝える”ための重要なツールです。リアルさと抽象性のバランスを考えることで、設計の表現に深みが生まれます。

“砂利の色”をどう選ぶ?素材選定のプロセスをご紹介
今回は少しマニアックなテーマ、「砂利の選定」について。外構に欠かせない砂利は、色や粒の表情によって空間の印象を大きく左右します。国産砂利を中心に、地域ごとの特徴や選定のポイント、購入方法までをご紹介。素材の“らしさ”や経年変化を大切にしながら、空間に自然に馴染む砂利を探るプロセスをまとめました。

外構を考える|塀と砂利、そのディテールの話
外構のディテールに込められた設計の意図を、造園屋さんの現場での学びを通して紹介します。石の置き方や塀の隙間、扉の素材選びなど、一見さりげない要素にも機能と意味が込められています。素材の選定や構造の工夫から、空間の心地よさがどのように生まれるのかを掘り下げました。

Spec
コレッドでは、性能とデザインを両立した素材を選び、心地よく自由な住まいを提案しています。よくいただくご質問をもとに、住宅の標準仕様をまとめました。あくまで一例ですので、ご希望があればお気軽にご相談ください。

木板塀の表情をつくる|杉板と塗装の話
今回は外構に使う木板塀(杉板)の選定と塗装についてご紹介します。耐久性や風合いをどうコントロールするかがポイントとなり、保護塗料や色の選び方が重要です。杉板の塗装比較や、ハードウッドとの使い分け、色を探すプロセス、経年変化との付き合い方まで、実例を交えてまとめています。素材の個性と時間の経過を活かした設計の考え方に触れていただければと思います。

滋賀県高島市の古民家を、季節ごとに活用する民泊兼別荘として改修。豪雪に備えた下屋空間を、風景に開かれた居場所へと再構成した。地域の木材や光を活かし、懐かしさと新しさが共存する空間に。可動間仕切りや床暖房を取り入れ、現代の暮らしにも対応。風土に根ざした建築を再び開き、地域の風景に新たな層を重ねる試みである。

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